救急車の良識ある利用が求められる時代

医療の現場を支えているのは医師や看護師だけではなく、患者を運ぶ救急隊員も欠かすことができない存在です。
日本では重病じゃなくてもタクシー代わりに利用するような人が増えていることで、救急車を有料化する案が出されています。
しかし有料にしてしまうと貧困層が危機的な状態になっても救急車を呼ばなくなるのではないかと懸念されています。
海外では有料化されているところが多く、地域によっては4万円近く請求される場合もあってとても高額です。
有料化が無理なら、緊急性がない通報には出動しないようにすればよいのではないかという意見も出ています。
これも問題があって、実際に患者の体を見ていないのに緊急性がないかどうか判断することが難しい点です。
命に別状がないなら出動しないとなると、クリニックから別の医療機関に転院する際に利用することもできなくなる可能性があります。
医療の現場で重要な役割を担っている救急車を緊急性がないのに呼んでしまうことがないよう、一人一人に良識が求められます。